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更新日:平成30年8月10日

町長の日記「国保診療所入院病床の再開」

 8月1日(水)に多くの町民の方々の悲願でありました新冠町立国保診療所の入院病床と休日・夜間における救急外来患者さんの受入同時再開の記念すべき初日に診療所職員に対して訓示を致しました。

 平成27年12月に入院病床を廃止して以来、多くの町民の皆さんが待ち望んでおられた入院病床をいよいよ再開することが出来ました。

 休床に至った背景には、町の財政やスタッフの確保の問題、老朽化した施設の建替えなど、さまざまな課題があり、止むを得ないとの見方もありましたが、その後、多くの町民の皆さんから、入院病床の復活を望む切実な声が多く、その実現に向け大きな期待をたくさんの町民から寄せられておりました。

 このことから昨年5月の町長選挙におきまして、安全で安心して暮らせるまちづくりの基本として、国保診療所の有床化を私の選挙公約の一つとして、町民に訴え、多くの町民の皆さまからの支持を頂いたところであります。

 再開に至るまでには、最も重要な医師や看護師等のスタッフの確保をはじめ、さまざまな諸準備もそれ相当に大変であったと診療所より聞いておりましたが、無事に病床を再開することができました。

 一方で町の財政を心配される多くの町民の声もありますが、入院病床の再開は町民の不安解消のための必要な投資であり、ある程度は止むを得ないものと考えてはおりますが、できる限り町財政の負担を小さくするための経営努力も今後取り進めてまいります。

 今はまだ入院患者さんも少ない現状でありますが、まずは、再スタートを切った診療所を一日も早く軌道に乗せ、町民に愛される診療所を目指し、町民の期待に応えることが必要だと考えております。

 今後も多くの町民の医療ニーズに応えるよう努力してまいります。