○新冠町章、新冠町旗

昭和43年3月21日

告示第7号

(1) 町章

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(2) 町旗

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(3) 制定の趣旨

北海道開基100年及び新冠町開基87年を記念してわれわれの先駆者たちが理想高き開拓者精神をもつてきびしい大自然を切り開き、たゆまぬ努力を積み重ねて今日の新冠町をきずきあげ、さらに近代化の理想にむかつて躍進しようとしている新冠町を象徴し誇りと親しみをもつて広く町民に愛用される新冠町章及び新冠町旗を制定したものである。

(4) 町章の作図

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(5) 町章の描き方

ア 一辺50ミリの正方形A、B、C、Dを描き辺BC垂直二等分線を中心線とする。

イ 辺A、Dとの交点をEとし、B、Cとの交点をFとする。

ウ 点Fより辺B、Cを左右に各3ミリの点をG、Hとする。

エ 直線B、Cの上方10ミリに平行線を引きその交点I、P、Jとする。

オ 点GHより上に垂線を引き直線I、Jとの交点K、Lとする。

カ 点I、Jをそれぞれ中心にしI、Jを半径にして弧を描く。

キ 点Fを中心にしてI、Jの半径とする弧を描く。

ク 弧I、Jと中心線の交点をMとするMを中心にしてM、Eの半径の弧を描く。

ケ 点I、Jをそれぞれ中心にしてI、KとLJを半径にして弧を描く。

コ 辺I、KとL、Jの中央に点N、Oを求めN、Oをそれぞれ中心にしてN、PとOPを半径にして弧を描く。

サ 中心の異なる弧との接点は修正してひとつの曲線とする。

上記の要領を4箇所(上下左右のかんかく2センチ)において繰り返して作成する。

(6) 町旗の規格

ア 大きさは、縦2に対し、横3の割合とする。(別紙)

イ 縦の10分の6を直径とする町章を中心におく。

ウ 横の10分の4を直径とする町章を中心におく。

エ 縦20センチ横30センチの台紙上に台紙の中心点より上下左右に各1センチの位置に頂点を中心点にむけて配列したものを基準とする。

オ 地色は、こい緑青(マリンブルー)(財団法人日本色採研究所著昭和38年6月1日発行「色の標準」15―13―5)とし、中央の町章はニブダイダイ(肉桂色)(同所著昭和29年7月15日発行「色の標凖」5―17―4)とする。

(7) 町章、町旗(デザイン)の説明

町章は開拓具、馬の蹄、船の錨、王冠、北のイメージを現代的に表現し、力強く躍進する新冠町の未来を表徴したものである。

開拓具は開拓者精神を、馬の蹄は馬産地王国を、船の錨は海の幸さらに王冠は、新冠の「かんむり」を表し、これら上下左右に4個組み合せて北海道の北を形作り、町民の平和と団結と、先端の鋭針は限りなく躍進する新冠町を表現した。

町旗は本町の大自然を切り開いた開拓者と雄大な資源のイメージを現代的に表現した。

地色のこい緑青(マリンブルー)色は広い草原山、水の恵みと豊かな農作物のみどり、平和と若さを意味し、町章のニブダイダイ色は新冠の語源であるニレ(楡)の樹皮の色と開拓者の着衣色のイメージを表わし先人の苦労をしのぶとともに限りない未来への発展を表徴したものである。

別紙

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新冠町章、新冠町旗

昭和43年3月21日 告示第7号

(昭和43年3月21日施行)

体系情報
第1編 規/第1章 町制施行
沿革情報
昭和43年3月21日 告示第7号