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移住者の声

清水さん一家
No.003 清水 秀人さん、香理さん


ご家族:秀人さん、香理さん、大地君、北斗君の4人家族
移住年数: 10年
職業: 酪農業経営
出身地: 秀人さんは大阪府、香理さんは埼玉県



〜憧れの地、北海道での出会い〜
秀人さん
 僕は本州の出身でしたし、北海道への憧れ、住みたいという気持ちは子どもの頃から持っていました。大好きな北海道で酪農をするのが夢でしたから、移住する気持ちで車に荷物を詰め込み、北海道に来たんです。
香理さん
 私は「北の国から」というテレビ番組が大好きで、富良野に来てみたいとの思いから北海道に来ました。自転車で富良野を目指していた時に、偶然、道を尋ねたおじさんにお世話になり、車で富良野まで送っていただくことになりました。その時、駐車場で隣合せになったのが主人でした。おじさんの計らいで一緒に旅をすることになったんですが、いろんな所を見たり、キャンプ場を廻っているうちに、お互いが意識するようになったんです。将来の夢もピッタリと合っちゃいましたしね。
秀人さん
 最初は、どこか途中まで一緒に行って、そこで別れればいいかなぁという気持ちだったんですけど、北海道が好きで、動物好きというのも共感が持てました。キャンプ生活の中で、食糧の調達から何をするにしても二人で助け合ううちに結婚を意識しましたね。
                〜空き家探しからのスタート〜
秀人さん 香理さん
秀人さん
  酪農をするなら道東と思っていたんですけど、妻の富良野に住みたいという気持ちを酌んで、初めは富良野で住宅を探したんです。役場やハローワーク、不動産屋を廻りましたが門前払いという感じでしたね。
香理さん
 やっぱり甘くないなぁって諦めかけていた時に、静内で出会ったご夫婦のことを思い出したんです。その方は東京から移住され、節婦に住んでいる方でしたので、良いアドバイスが貰えるかも知れないと思い訪ねたんです。
秀人さん
 「給料は出せないけど3食付けるからここで働きなさい」と言ってくれました。その方のお宅にしばらく居候させてもらいながら、自分達で空き家探しを始めたんです。なかなか見つからなかったんですが、大富で空き家を見つけまして、事情を説明したところ、快く了解をもらったんです。仕事の方は酪農に就きたかったんですが、新冠町は家族経営が多いし、経験もなかったため見つかりませんでした。現金収入が欲しかったので土木作業員を始めたんです。それから大富地区の皆さんと親しくなる内に、酪農ヘルパーに欠員が生じたというお話を頂きました。直ぐに飛びつきましたね。嬉しくて一生懸命頑張っていた所、今度は牧場経営のお話までいただいて。ウンが良かったんですね。
〜田舎での暮らし〜
秀人さん
 大阪にいた時はマンションに住んでいましたけど「誰がきても絶対開けるなよ」と教育されるし、隣近所と挨拶したこともありませんでした。
香理さん
 ここは大自然の中で動物達に囲まれて生活ができます。子どもを伸び伸びと育てられるし、子育てしやすい環境ですね。
秀人さん
 毎年、室蘭工業大学の生徒を受け入れして、今年で4年目になるんです。こういうライフスタイルを都会の人にもっと知って欲しいし、農業の素晴らしさを伝えていきたいですね。
香理さん
 人間関係に悩んだり、都会の忙しい生活に追われている子達が、ぼんやりと散歩をしたり、緑の森の中を歩いたり、それだけで感激していますし、みんな癒されているんです。私達は恵まれた環境に住んでいるということを改めて思ったりしますね。
秀人さん
 僕が子どもの時は、虫取り網を持って電車に乗って、わざわざ旅費を掛けてまで自然を求めて行きましたけど、ここは目の前がそういう環境ですから。子ども達にこういった環境で生活をさせることができて、よかったなぁと実感しています。
清水さん夫妻1 清水さん夫妻2
               
                      〜苦労していること!?〜
やぎ
香理さん
 酪農をやっているので、牛乳の検査で隣町に毎回通わないといけないことや買い物など町まで行くのに距離が遠いとは思いますが、田舎暮らしが好きなのであまり気にはなりません。
秀人さん
 人からは苦労に見えるかも知れませんが、逆にそれを楽しんでいます。ただ、病院には苦労しました。スズメバチに刺された時はもうダメかと思いましたわ。
香理さん
 子どもがひきつけを起した時も、救急車が来るまで時間が掛かりましたし、大変な思いをしましたね。やっぱり大きな病院に通うとなると苫小牧が近いですけど、毎日酪農の仕事しながらというのは無理ですから。
秀人さん
 ただ、それは不便かと聞かれればそう答えますけど、それを承知で住んでる訳だし、何とかして欲しいとは思わないですよ。
                       〜これからの目標〜
清水さん夫妻3
香理さん
 牧場経営を安定させ、子育ても落ち着いたらファームインをやってみたいです。都会に限らず、いろんな人達を受け入れて農業の厳しさや現実を一緒に考えていけたらと思います。牛の分娩から搾乳、淘汰される牛がいることなど私達が食べるお肉や牛乳の生産現場のことを知ってほしいと思います。
秀人さん
 スーパーで肉や牛乳を買うだけでは、生産現場のことなんかわからないでしょう。牛乳はどうやって牛から出てくるのかもわからない子もいたし、一年中出ると思っている子もいましたから。血液から牛乳になりますよね。だから命を削って牛乳を出しているんだよっていう話もしてあげたいし。
香理さん
 チーズ作りや牛乳を使ったレシピなど新しいことにもチャレンジしていきたいですし。都会と田舎の接点になれたらいいなと思います。
                       〜新冠町へ望むこと〜
牧草刈り作業
香理さん
 新規就農に対する援助や理解を深めて欲しいですね。私達は幸運にも新規就農をさせてもらいましたが、時間も手続きも大変でしたから。
秀人さん
 僕は移住対策にも協力したいですし、農業でも新規就農を応援したいと思っています。まだまだ、仲間の中には新規就農したいという人がたくさんいますから。これからは離農される方も多いと思いますし、お金の面での援助だけじゃなく、スムーズに就農できるシステムを作って欲しいと思います。
【お問い合わせ先】 移住相談ワンストップ窓口
私たちが責任を持って、相談に対応させて頂きます。
総務企画課 定住・移住プロジェクトチーム(佐藤、下川、三宅、村本、原口、中村)
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